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第1回 脱炭素を体験し学ぶUMABA SDGs ACADEMY(雲海塾)が開催されました。

更新日:2023年12月8日


2023年8 月3 日~4 日、第1 回 UMABA SDGs ACADEMY(雲海塾)が開催されました。

今回の受講者は、徳島文理大学学部生6 名、市町村職員3 名、県職員1 名、企業社員4 名の計14 名です。さまざまな体験をし、脱炭素について楽しく学んだ盛りだくさんの2 日間でした!


雲海塾プログラム内容

8月3日(木)

【第1部】 場所: 四国電力松尾川第二発電所

10:45~11:45 現場視察


【第2部】 場所:ウマバスクールコテージ

13:00~15:00 脱炭素DX モデル「UMABA プロジェクト」の意義と課題

15:00~18:30 カードゲーム「2050 カーボンニュートラル」の体験

19:00~20:30 交流会

20:30~     チーム別「Our CN プラン」の作成


8月4日(金)

【第3部】 09:00~11:00 チーム別「Our CN プラン」の仕上げ

【第4部】 11:00~13:00 学部生による若者目線から「脱炭素ガクチカプラン」の提案と実践

【第5部】 13:30~16:30 「ウマバプロジェクト会議」参加、「Our CN プラン」発表

17:00 終了



脱炭素社会実現のために今注目されている水力発電所を見学 (四国電力松尾川第二発電所)


水力発電は日本で古くからある一般的な発電方法です。河川の水を高いところから低いところに導いて、水の力で水車を回すことによって発電機で電気を生み出します。循環しているエネルギーである水を利用し、発電に二酸化炭素を排出しないことから地球に優しい発電方法です。


この水力発電が、脱炭素社会実現のために必要な再生可能エネルギーとして今、評価されています。下のグラフにあるように日本の再生可能エネルギーの比率 18%のうち、水力発電が 7.7%と高い比率を占めています。このことからも水力発電は今、注目されている発電方法だと言えるでしょう。


主要国の発電電力量に占める再エネ比率の比較


出典:IEA「Data Services」、各国公表情報より資源エネルギー庁作成https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/energy2021/007/


今回、見学させていただいた松尾川第二発電所は、建設当時ペルトン水車が国内で最大容量を誇り、日本初の自動周波数調整装置(AFC)が導入された発電所です。


ぺルトン水車


水力発電所では、その仕組みや種類、役割など詳しいお話を聞き、実際に設備を見学させてもらいました。初めて発電所内を見学しましたが、設備が大きく迫力がありました。

エネルギー変換効率も高く、自然条件にも左右されにくいためこれからの脱炭素社会には必要な発電だと改めて実感しました。


発電所内のさまざまな設備



脱炭素 DX モデル「UMABA プロジェクト」を学ぶ(ウマバ・スクールコテージ)


UMABA プロジェクトとは、産学官及び地域が連携して地域課題解決をテコに新たな価値を創造するプロジェクトです。

廃校(旧馬場小学校)を改装してつくられたウマバスクールコテージ

今回は UMABA プロジェクトを構成する2つの取組みである「おすそ分けシステム」、「次世代型ソーラーシェアリング」についての具体的なシステムの内容や関連設備について詳しく解説していただきました。

産学官が協力し合って成功に向けて作り上げていく過程など最先端のプロジェクトの詳しいお話がきけたことはすごく価値のあることだと感じています。


今回、解説してくださったのは UMABA プロジェクトでも中心的に活動されている次の方々です。

左上から

・徳島文理大学 総合政策学部教授(一社)地域プラットフォーム 理事長 床桜 英二 教授

・(一社)三好みらい創造推進協議会代表理事 丸浦 世造 氏

・河村電器産業(株) 研究開発部長 水野 浩司 氏

・(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所 プロジェクトリーダー 川本 大輔 氏

・国際航業(株)公共コンサルタント事業部 コトづくり部 デジタルエネルギーグループ グループ長 白川 紳吾 氏



カードゲーム「2050 カーボンニュートラル」を体験



雲海塾参加者の皆さんと「2050 カーボンニュートラル」を体験しました。

この 2050 カーボンニュートラルゲームは「地球上の炭素の流れ」や「カーボンニュートラル・カーボンネガティブ」の意味、「私たち個人が脱炭素に向けてできること」等が可視化でき、脱炭素の重要性が実際に体験できるようになっているシュミュレーションゲームです。


体験してみると目標達成に向けて動いているつもりでも、参加者に与えられた目標は資金を集める、温室効果ガスをおさえるなどとそれぞれ違うため、なかなか思い通りにいかず苦戦しました。しかし、ゲームが進むにつれて違う目標を持つ者同士が交渉をしたり協力して動くようになったりと自然にいろいろな参加者とコミュニケーションをとることができ面白かったです。


違う目標があるなかで、それぞれの目標達成の難しさや目標達成とカーボンニュートラルの両立の難しさを感じました。


2050 カーボンニュートラルゲームの結果

このゲームを通じて、実生活の中で組織として、個人としてカーボンニュートラル達成のためにどのような行動ができるのかなど自分事として考えるきっかけにもなったと思います。




交流会

BBQ をしながら雲海塾参加者の皆さんと交流会をしました。

企業・行政・学生といった立場の違うさまざまな方々と交流ができ楽しかったです。 BBQ も美味しくて最高でした…!




「暮らしの中の脱炭素」についてのヒントとなるコンテンツづくりのため参加者にも協力していただきました


同じ条件下で IH とカセットコンロを比較してどちらの方が炭素の排出量が多いのか検証してみました。IH とカセットコンロの 2 班に分かれてカレーライス作りに挑戦し、その過程で排出される炭素を比較してみることにしました。



結果的には、正確な数値などを測り検証することはできませんでしたが、それぞれの良さを発見することができました。IH は再生可能エネルギーによって発電した電気を使っていることもあり、環境に優しいという良さがあります。


環境のことを考えると IH の方が良さそうにも思えますが、カセットコンロにも電気がなくてもカセットボンベがあれば災害時にも使うことができるという良さがあります。


また、調理していくなかでも IH は湯気が出にくく暑く感じない、カセットコンロは火力が強く直火だからこそだせる味があるといった違いを見つけることができました。IH、カセットコンロを比較し、このようなそれぞれの良さがあるということが分かりました。


また、食品ロスの観点から余ったニンジンの皮を使ったきんぴらやジャガイモの皮を使 ったポテトチップスも作りました。完成した料理はどれも美味しかったです。


ポータブル蓄電池


ウマバプロジェクト会議に参加


参加していた企業や行政の方々が雲海塾を通して自分達の仕事や個人としてこれからどのような活動ができるのかといった Our CN(カーボンニュートラル) プランを発表をしてくださいました。

また、学生としての Our CN プランも発表し、私たちのこれまでの活動とこれからの活動について伝えることができました。このプランについては、内容をより充実させてこのホームページにアップしたいと考えています。


たくさんの体験をおえて、いろいろな学びを得ることができました。

見学やカードゲームなど自分で実践し、考えることで脱炭素についてより理解を深めることができたと思います。また、企業、行政の方々との交流によって違う立場だからこそ得られる気づきもありました。


脱炭素について理解を深める、考えるというだけではなく楽しみながら様々な体験をすることによって自分自身の成長にもつなげることができていると感じています。




今回のレポートは、

徳島文理大学総合政策学部の松田怜奈が担当しました!





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