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水野 浩司

KOJI MIZUNO

河村電器産業株式会社
研究開発部長
Division Manager/R&D Division

PROFILE

河村電器産業に入社以来、研究開発部に所属し、住宅用 分電盤の開発やトラッキング現象を未然に防ぐプレトラックコンセントなど、配電盤や機器の技術開発・商品開発を担当してきました。

ウマバプロジェクトで実現したいこと

河村電器産業は1919年の創業以来、電気を「安心・安全」に供給するために必要な受配電設備や配電制御機器の開発、製造、販売を行ってきました。昨今では、カーボンニュートラル社会実現に向けて電気の「安心・安全」にとどまらず、電気を「賢く・効率的」に使うエネルギー管理システムの開発にも注力しております。
また、自然災害がもたらす影響による大規模停電等の対応として分散型電源との連携システムなどの開発にも積極的に取り組んでいます。
    
本プロジェクトでの当社の取組は、双方向型EV充電器V2H(Vehicle to Home)の実用化に向けた実証を行っています。実証では、ウマバスクールコテージにて、蓄電池からEVへの充電とEVから施設内への電力供給と共に蓄電池への充電を実証しています。

単に充電、蓄電ではなく、双方の供給量、必要量を同時同量で制御することを特徴としています。 また、EV充電器と蓄電池間の電力供給を交流(AC)ではなく直流(DC)とすることで、システムの簡略化による信頼性の向上と総合電力変換効率を上げることで電力変換ロスを最小限とすることにもチャレンジしています。
      
私たちは、地域にあった脱炭素化に貢献できるソリューションをウマバプロジェクトから創造発展していきたいと考えています。平時から、EVを蓄電池として利用して、災害時には、ウマバスクールコテージ内の太陽光発電で発電された電力をEVに充電して市街地へ運ぶことまたその反対も可能となりますので、災害時の電力供給拠点としてのモデル構築に貢献していきたいと考えています。

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